ライバルの存在
スポーツの世界でも政治の世界でも芸能の世界でも仕事の世界でも…自分達、美容室・美容師の世界でも必ず「ライバル」は存在する。
チームスポーツでいうならまずはチーム内でのレギュラー争い…レギュラーになれたら相手チームとの試合。
ここではどれも勝ち負けがつく。
だからレギュラー争いをするライバルに…優勝する為に相手チームに「勝ちたい」となる。
ライバルに勝つ為に練習に励み工夫を凝らす。
勝つ為にする事はこれである。
決して相手の足を引っ張るような事をしたり間違っても相手がいなくなるような事を画策したりはしない…。
本来、ライバルの存在は自分を今より更に成長する為に欠かせないモノ。
今のままで何の努力や創意工夫をしなくてもやっていけるとしたら楽かもしれないが楽しくはないのではないかと思う。
ライバルより上にいきたいと思うから色んな事を考え工夫し努力する。
そしてそれが結果として成長してると言う事になる。
自己成長って嬉しくないですか?
去年より…先月より…昨日より前にいけてるって事。
勝っても負けてもそれで終わりではない。
だからこそ勝ったり負けたりしながらお互いを高みに上げていく。
ライバルって美容師の仕事で言うと…同期・同級生に始まり先輩・後輩…。
お店で言うと近隣の同業他社と言うところでしょうか。
ライバルってお互いを認めていないと成立しないと思う。
決して「敵」じゃないよな。
美容師として…お互いが切磋琢磨しスタイリストとして勝負する…この評価は結局のところ「お客様」である。
どちらがより多くのお客様に喜んで頂けたか?支持・信頼してもらえたか?…つまり「幸せ」にできたか?って事。
自分の方が技術がうまい!と思ってたところでお客様を「幸せ」にできてなければ単なる自己満足…。
その目的を持って取り組み、ライバルと切磋琢磨できたら結果としてどちらもより多くのお客様から支持・信頼されるようになるのでは?
お店で考えても同じ事。
美容室は人対人の仕事。
よく売上で比較するが…。
これもどちらがより多くのお客様から支持・信頼され「幸せ」になって頂けているか?どちらの美容師が成長しているか?をライバル店として競う。
これ繰り返す事でどちらも良くなっていけるならお客様にとってはありがたい事なのではないだろうか。
そしてそれが美容業界の地位向上につながるのだと思う。
そう考えると他人の欠点を言いふらしたり…他店の悪い噂を流したりするようなバカな事はしない。(うちは絶対やってないよ!)
足の引っ張りあいで勝って嬉しいか?
(政治の世界でよくやってるけどね…)
皆のそばにいるのは「仲間」であり「ライバル」。
それぞれがより成長し高い目的を持って生きていく為の…。
これ、お互いを認め合う事が入口です。
より良い「ライバル」の存在を「ありがたい」と考えたいよな!
それが「共に幸せになろう!」に必ずつながる!
代表 谷口
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